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「奈々恵」こと出荷番号89F−C168の私は

2年間の公衆便所としての役割を終え、

今はゴミ箱として街頭に置かれています。

今日は憧れの先輩と一緒にお仕事が出来るので嬉しいです。

でも私は、まだ2時間しか経ってないのに、お腹が一杯になっちゃいました。

先輩はそんな不慣れな私に、

「ほら、そんな顔しないで笑顔笑顔!」と色々教えてくれます。

子宮まで使わないと、ゴミが一杯ですぐに溢れちゃうとか、

痛くても笑顔が接客の基本とか、

それからゴミの分別の種類とかも。




お昼頃には先輩のお腹も満タンです。

子宮の中まで空き缶とかペットボトルを入れて、 下腹部が膨らんでいます。

そんな先輩は凄くて、私も早く沢山入れられるようになりたいと思いました。


夕方にはもう限界で、ゴミを捨てに来た人は、

隙間に捻じ込むようにギリギリと押し込んで、

私は、何度か気を失いかけました。

新しいゴミを押し込まれる度に、奥のほうにある、

割り箸とか爪楊枝とかが、 ガリガリと私の膣壁を引っかいて、

そのたびに頭が真っ白になります。

「…ちゃん…奈々ちゃん…」

ふと私を呼ぶ声がして、目を覚ますと、辺りは赤く染まっていました。

街頭は夕方の帰宅の人達で賑わい、人通りも多くなってきます。

私は気絶していたようで、先輩の呼ぶ声で段々と意識がはっきりとしてきます。

「もうすぐで今日もおしまいだからね、頑張ろうね」

先輩は私を励ましてくれました。

でも私のお腹は一杯で、周りにはどんどんと人が集まってきます。

ペットボトルを捨てに来た男の人が先輩の満タンに詰まった膣をみて、

「潰せばまだ入るかな?」と聞きました。

先輩は、「……お願いします」と男の人に微笑みかけます。

男の人は先輩の下腹部に足を乗せて、

「それじゃ行くよ?」

と勢い良く踏みつけます。

ボコンッ

「──ッ」

先輩は仰け反り、金魚のように口をパクパクとさせます。

男の人は更に踏みつけます。

ボコンッボコンッボコンッ

「───ッ」

先輩は頭を振り、声にならない悲鳴を上げます。

下腹部は血が滲み、先程までは山のようにふくらんでいたのが、

小さくなり歪なふくらみになりました。

そのままガクンと力が抜けて崩れ落ち、荒々しい息をして、

男の人は「もう入るかな…」と手にしたペットボトルを倒れた先輩に宛がいます。

「…ハァッ…ハァッ…どッうぞ…」

男の人はペットボトルを中へと捻じ込みました。

グチャッ

肉を潰すような音がして、

中から血が溢れ出して、先輩は気を失いました。

周りで見ていた人達がどんどん集まってきて、

我先にと先輩にゴミを詰め込みます。

私の前にも人が来て、

「こっちもいいよね?」と私に言いました。

私は先輩の方をチラッと見て、「お願いします」と返事をしました。

先輩みたいに頑張ろうと思って、

でも怖くて、目をぎゅっと閉じて、

下腹部に人の足が乗ったのを感じながら、拳を握り締めました。

お腹に段々と圧力がかかるのを感じて、膣が熱くなっていって、

その後はよく覚えてません。



目が覚めると施設に帰って来ていました。

先輩は治療もすんで、また今日もゴミ箱のお仕事だそうです。

私は、子宮を割り箸が突き破ってたみたいで、もうすこし治療が続きます。

回復したら、燃えないゴミに配属する事になりました。

燃えないゴミは危険なものが多いので、

あそこがボロボロになった子が最後に配属される所です。

そこに配属になって帰ってきた子を私は見たことがありません。

私は、私の血を流す性器が、

もう性器としては使われる事が無い事が惨めで、

ゴミ箱としてすら、殆ど役に立たなかった事が恥ずかしくて、

脚があったら閉じたいのにとぼんやり思いました。



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